2018年10月2日火曜日

Switchの所感

前回の記事を踏まえた上で、Switchをしばらく使い続けてみてどうだったのかも書いておこう。

SwitchはWiiUと違って起動が早い。これは使わないときはスリープ状態にする運用が基本であることが大きいのだろう。この点はタブレットに近い。しかしそこは据え置き機なので、普段はスリープ状態でテレビにつなげられて充電されていることになる。従って、遊ぼうかと思ったら充電が切れていたということにはならない。持ち運びができる据え置き機というのは上手いコンセプトだ。
WiiUと違って小さいから持ち運びに便利である。実家の大きい画面でゲームを遊ぶのもこれでだいぶ楽になる。母上がテレビを見始めても携帯モードで遊べるから良い。しかしドックに格納して充電する都合上、充電口が本体の下部に付いている。このため、充電しながら携帯モードで遊ぶのはやりにくい。
本体をドックに格納するとすっぽり収まるのかと思っていたが、取り出しやすくするためだろうか、上部が少しはみ出る。スーツケースに入れて運搬するにあたって、あの脆そうな画面付きの本体をドックが完全に防御してくれるのかと思っていたため、これには面食らった。結局ドックごとタオルに包んで持って帰った。Switch用のキャリングケースを買うのが良いのだろうか。尤も、WiiUよりはるかにマシなのは間違いない。

SwitchはJoy-Conの差し替え周りが面倒である。Joy-Conは、普通のコントローラーのようにして使うときはグリップにさし、分離するときはストラップにつけ、携帯モードや充電時は本体につけるようになっているが、この付け替えが地味ながら面倒だ。特に、充電時に本体にささなければならないのが問題である。ゼルダのようなゲームでは、基本的にグリップに差した状態でテレビに出力して遊び続けることになる。そうするとそのうちコントローラーの充電が切れるのだが、このときわざわざテレビの近くに置いているドックに差したSwitchのところまで行って、グリップからJoy-Con2つを取り出して、Joy-Con2つをSwitch本体に差し直さなければならない。次に使うときはその逆である。これは大変面倒だ。Joy-Conが1つだけならまだしも、Joy-Conは2つあるのだ。携帯モードからドックに格納するのはとてもスマートなのに、これは全くスマートでない。なんでそんなことをさせるのか。本体の起動が面倒であることは、ソフトの売り上げにも間接的に効いてくるだろう。どう考えても、少々価格をあげてでも、Joy-ConグリップではなくJoy-Con充電グリップを本体に同梱するべきである(用語がややこしい。周辺機器 | Nintendo Switch を参照のこと)。このJoy-Con充電グリップやProコントローラーの価格の高さも少々苛立たされる。

とはいえ、ゼルダBotWは非常に面白いし、このゼルダが据え置き機的にも携帯機的にも遊べるという時点で悪いハードではない。Joy-Con充電グリップの件はかなり不満だが、買ってしまった以上、Switchの今後に期待したいところだ(しかし、もう私も学部4年で、ゲームで遊べる時間も気力もどんどん減ってきているため、どれほどこのSwitchを活用できるかにはあまり期待が持てないのが現実である)。

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