2018年11月21日水曜日

調味料リスト part3

調味料リスト part1part2の続きを書く。今回紹介する調味料は、いずれも使い切れる目処が立っていない。その理由は読んでいけばだいたい分かるだろう。

[21]トップバリュ コショー (イオン)
基本のこしょうだ。野菜炒め、ハンバーグ、パスタなどに合う。

[22]ブラックペッパー(あらびき) (エスビー)
なぜ私の家にはこしょうが2つもあるのだろうか......? 記憶にない。1本使い切るだけでも厳しいのに、2本あるとなると引越しまでに使い切れるわけがない。
前述のコショーと違ってあらびきなので、あらびきの気分のときに使えば良いのだろう。粒を噛むと力強い辛味と香りが感じられる。カレーにはこちらか。

[23]トップバリュ しょうが (イオン)
おろし生姜だ。炒め物はもちろん、肉の臭み消し、ココアや甘酒の隠し味など八面六臂の活躍をする。今回の記事でリストアップした中では一番使い切りに近い位置にいるが、175gチューブは少々多かったようだ。この冬は普通の40gチューブにしておけばよかった。

[24]トップバリュ 一味唐がらし (イオン)
コショーと双璧を成す香辛料界の大御所、唐辛子の粉である。辛くしたいときは和洋中を問わず全ての料理に使うことができる。浅漬けに振っても美味い。

[25]トップバリュ 七味唐がらし (イオン)
粕汁やすき焼き風煮などに振りかける。しかし、一味があるのに更に七味を買って使い切れるわけがない。私は別に辛味大好き人間ではないのだ。

[26]さんしょうの粉 (エスビー)
特に使いどころはない。最後に使ったのがいつなのかも思い出せない。何を思って買ったのか、今となっては検討もつかない。

[27]タバスコ
昔は一味唐辛子を使うという発想がなかったので、唐辛子の味を出したいときはタバスコを使っていた。今はハンバーグや牡蠣にたまにかけるくらいだ。

[28]李錦記 豆板醤 (エスビー)
しばしば炒め物に使われる。私がゴーヤーチャンプルーを作るときは2回に1回くらいの頻度で豆板醤を入れる(醤油ベースの和風テイストにしたい日は入れない)。

[29]スマートスパイス パクチー(香菜) (エスビー)
そうか、パクチーを乾燥するとこうなるのか。うん、思っていたのと違う。一つの知見をありがとう。ではまた、いつか、どこかで.....。

[30]ゆずこしょう (大分県千歳村農産加工)
鶏肉にゆずこしょうと酒を揉み込んで焼くと美味い。もちろん鍋物に添えても抜群のはたらきをする。

[31]FAUCHON ガラムマサラ (エスビー)
クミン、カルダモン、トウガラシなどをブレンドしたインド料理用の香辛料だ。出来上がったカレーにかけて食べればインド風の味わいになる。実家には当然のように置いてあって、カレーやカレー味の何かが出るたびに使われていたため、私はどこの家庭にも置いてある基本的な調味料だと思い込んでいた。それゆえ自炊を初めた最初期に購入したのだが、レシピでガラムマサラが要求されることなんてほとんどなければ、周りの友達の多くはガラムマサラの瓶を見たことさえないという有様だった。そんな状況に気づいたのは、ガラムマサラを購入してから随分経ってからの出来事であった。
なお、クエン酸同様、すでに期限が切れている。

[32]GABAN クミン (ハウス食品)
ガラムマサラは辛くて使いにくいため、ガラムマサラの香りを作り出すスパイスの一つであるクミンを単独で買った。こいつを持っていればカレーを簡単に香り高くできる。その影でガラムマサラは食卓における存在感を随分失ってしまった。

私が今持っている調味料は以上32種類のようだ。part2, part3を執筆するにあたって食料庫を漁ってみたのだが、こんなものも持っていたのかという驚きに満ちた旅路となった。読者の皆様には、食料庫の探索が驚きに満ちた旅路となることがないよう、持っている調味料をしっかり把握して管理することを推奨する。

2018年11月15日木曜日

調味料リスト part2

調味料リスト part1の続きを書く。

[11]食塩 1kg (塩事業センター)
塩事業センターの塩だ。イオン交換膜法で作られておりにがりの成分はほとんど入っていないので、私は塩の容器に「NaCl」と書いたシールを貼っている。私の部屋で塩の容器を見た人は大抵「いやNaClって!」などと突っ込むのだが、ただ一人東大応用化学科の友人だけは「NaCl......ホンマか?純度は?」と聞いてきた。さすが応化は一味違う。
醤油や鶏がらスープの素の塩分で調味することが多いため塩の出番はあまりないのだが、昆布だしの素+塩の組み合わせは野菜炒めや浅漬けを作るのに時たま使われる。また、ステーキなんかは焼く前に塩・こしょうをふっておく。しばしば砂糖と間違えて使用され、食卓に破滅をもたらす。

[12]上白糖 (三井製糖)
昔から砂糖といえば三井製糖の赤スプーンというイメージがある。大学に入りたての頃は高校の頃よく練乳を飲んでいた友達に影響されてたまに砂糖を頬張っていたのだが、初めて砂糖を食べたときはあまり甘くないことに驚いた。砂糖は食塩と比べて"単位体積あたりの味"がはるかに弱いのだ。全然料理をしていなかったのでそんなことも知らなかった。和菓子屋さんがあんこを作るときにギョッとするほどの砂糖を入れるのも宜なるかなである。
煮物、おひたし、ヨーグルトなど、砂糖には塩よりもかなり幅広い用途がある。なお、砂糖の容器には「スクロース」と書いてある。

[13]コンソメ (味の素)
最近シチューを作るまで長らく存在を忘れていた。箱を開けるとアルミの袋が三つあり、それぞれに7つの固形キューブが入っている。久しぶりに取り出してみたら開封済みの袋の固形キューブは水分ででろでろになっていた。
冬になるとネギ類が美味くなるが、中でもコンソメでリーキをとろとろに煮込んでやったスープは最高に美味い。安くて楽で失敗のリスクも低く、その上体も温まる。私のイチ押し料理の一つだ。

[14]トップバリュ 穀物酢 (イオン)
主な用途は酢の物と甘酢あんかけの2つだ。酢の物はきゅうり+しらたき+油揚げのパターンが一番多いだろうか。冬はわけぎのぬたというパターンもある。

[15]トップバリュ 純玄米黒酢 (イオン)
普通の酢より5倍高いが普通の酢よりも5倍美味い。アミノ酸の味がする。酢の物にするのも良いが、最も多い使い方はごま油・塩と混ぜてドレッシングにすることである。

[16]いつでも新鮮 おさしみ生しょうゆ (キッコーマン)
刺身用のサブ醤油だ。刺身はもちろん、いつもの卵かけご飯に飽きたときにも使われる。
刺身の調達先はもちろんオオゼキ下北沢店だ。今まで食べたスーパーの刺身の中ではオオゼキの刺身が一番美味い。特に切り落としは500円でボリュームがあって良い。また、最近は秋刀魚の刺身を食べることもある。さんまを店員さんに三枚におろしてもらえば、あとは皮を剥ぎ取り寄生虫対策として二日間冷凍させるだけで刺身になる。

[17]李錦記 甜麺醤 (エスビー)
甜麺醤を使えばオイスターソースとはまた違った方向で中華風の甘みを出すことができる。主な用途は野菜炒めだ。甜麺醤は瓶入りの商品が多いが、これはチューブ入りなのも助かる。

[18]生塩麹 麹の花 (ひかり味噌)
塩麹に肉を漬け込み、その肉を塩麹ごと野菜炒めに投入するという味付け方がある。結構美味い。あとは浅漬けだ。昆布だし+塩よりも塩麹に付けた方が美味しかった。特に大根との相性がいいと思う。

[19]北海道てんさいオリゴ 1kg (加藤美蜂園本舗)
part1でも示唆したように、私はオリゴ糖のシロップも持っている。砂糖よりも優しい甘味で、さっぱり軽いメープルシロップという感じの味がする。主な用途はプレーンヨーグルトの味付けやヨーグルトドリンク(牛乳+プレーンヨーグルト+砂糖orオリゴ糖+クエン酸)だ。プリン作りに使ったこともある。

[20]ナンプラー 150mL (ヤマモリ)
レトルトタイカレーに定評のあるヤマモリのナンプラーだ。ナンプラーというのは、タイの魚醤である。気になってつい買ってしまったが、醤油のノリで使うにはややしょっぱい上、クセの強い匂いがするため使い道に困っている。炒め物類にちびちび使っているが、正直どうしたものだか......。

2018年11月14日水曜日

4コマ漫画: 目薬

(スマホからご覧の方はタップしていただけるとクッキリします)

今日は散髪に行った。髪を減らした後は頭を洗ってもらう。床屋によってうつ伏せで頭を洗うところと仰向けに寝て頭を洗うところがあるが、今回行ったところは仰向け派だ。そうして頭を洗われていると、耳に水が入ってきた。寝耳に水だ。思い返してみると、今までの寝耳に水体験は全て床屋での出来事である。果たして床屋以外で寝耳に水が入ることがあるだろうか。もしあなたが床屋以外で寝耳に水が入った経験をお持ちであれば、是非状況を報告していただきたい。多分、「"二階から目薬"を実際にやろうとして失敗」くらいしかないのではなかろうか。

2018年11月13日火曜日

アニメてーきゅうの好きな話

アニメてーきゅうで好きな話を挙げよう。詳細はネタバレになるので順位だけ書くと、1位「先輩とセブン」、2位「先輩とレザボア・ドッグス」、3位「先輩とエイリアンvsプレデター」である。以下、てーきゅうを視聴済みの人を想定して書く。

2018年11月12日月曜日

集中力

今日は起きてから17時半まで何も食べなかった。その理由を説明しよう。

起きたら2限が始まりそうな時間だったので、朝食も食べずに慌てて2限に行った。2限が終わった後、食堂に行こうとして財布を家に忘れたことに気がついた。これではご飯を食べることができない。午後の授業はなかったためそのまま帰ってもよかったのだが、私は勉強を進めたかった。家には様々な娯楽物があり基本的に集中できない。一方、大学にい続けるとご飯を食べることができないので、集中力は次第に低下していく。この状況を図にすると次のようになる。

従って、t_0を求めればよいことになる。私の腹スマートウォッチ(*1)の計算により、t_0は17時半と求められた。ゆえに、私は17時半まで何も食べずに勉強していた(*2)わけである。

(*1)関係ないが、スマブラに出てくるキャラクターで一番好きなのはMr. ゲーム&ウォッチだ(それだけに、ファイアアタックの件でMr. ゲーム&ウォッチが人の心を傷つけてしまったのは純粋に悲しい)。
(*2)図書室ではなく控え室にいたのは、たまに英文を声に出すからである。

2018年11月3日土曜日

星のや東京に泊まった

今年の9月に、星のや東京に泊まる機会があった。母曰く、星のやというのは言わずと知れた高級ホテルらしい。私は言われるまでその名前を知らなかった。そうした高級ホテルに宿泊することになったのも、従姉妹の結婚式があったからだ。結婚式のために祖父母を関西から連れてくる必要があったわけだが、祖父母が慣れない東京でもゆっくりリラックスできるよう(*1)、伯父が高級ホテルを予約したのだ。しかし、祖父母だけを宿泊させて東京でやっていけるとは考えにくい。そこで、現地の事情に明るい私も諜報要員として送り込まれたのだった。
星のや東京は大手町にある。ビル型のホテルで、18階まであるらしい。ビルがホテルになっているとは、ちょっとビジホっぽい。建物に到着して気付いたのは、入り口の分かりにくさだ。入り口が道路側になく、広場(歩行者用スペース)側にあったのだ。私が到着したときには、入り口を探してぐるぐる回っている人が他に2人いた。入る前から高級ホテルの洗礼を受けた。
入館すると、いきなり靴を脱いで預けるよう告げられ面食らった。実は館内の廊下などはほぼ畳敷きであり、常に靴下で過ごすことになる。なるほど、ここにウチとソトの境界があるのか。ホテル業界のトレンドはよく知らないが、多分斬新な仕掛けだ。いきなりビジホとの違いを見せつけられた。
中に入ってまず面白かったのが光使いだ。廊下は薄暗いし、部屋も廊下よりは明るいもののやや暗い感じがする。そのため、パソコンなど電子機器を使って作業するには向いていない環境であった。これは、むしろ電子機器をなるべく使わせないようにしているのだろう。都心ど真ん中にあるとはいえど、星のやはパソコンをいじる場所ではなく、そういうことを忘れて休むための場所なのだ。私は己の情報中毒の有様に気付かされた。ビジホとの違いを見せつけられたかのような思いだ。改めて照明を見ると、暖かくて柔らかい色をしている。ベストな薄暗さになるように、照明に詳しい人が調整を頑張ったのだろう。多分、星のやの照明の担当者は偉い人だ。偉い人が頑張ったのでスゴい照明になっているのだろう。照明のことはよくわからないが、そういう頑張りが感じ取れる照明であった。
部屋を眺めてみると、高そうなツボが置いてあった。部屋にツボ......、「ヒナまつり」で見た。つまりこれがヤクザの部屋ということか。それにしても部屋にツボが置いてあるとは。部屋にツボか。ツボが置いてある部屋なんて初めて見た。ここはツボのある部屋。ツボが存在感を放っているなあ。さすがヤクザ。......思わずツボにばかり目が行ってしまったが、他の調度品も一つ一つ高級感があっておしゃれだ。全てのものが上品オーラを発している。多分だが、こういうのを和モダンというのだと思う。部屋のお風呂場も高級感に溢れていて(*2)、危うく開いた瞬間「セレブか!!」とツッコミを入れてしまうところだった。ギリギリで堪えたため不審がられずに済んだが、うっかりツッコミを入れてしまわないよう気を張っておく必要がありそうだ。それと、ビジホと比べるのはあまりに失礼なのでもうやめようと思った。
部屋に着いて一休みし、大浴場に行くことになった。祖父と温泉旅館に泊まるときは、一泊あたり3回は大浴場に入らなければならない(条例でそう決まっている)。大抵は、16時、21時、7時の3回だ。浴衣に着替え、カードキーを首に下げて大浴場に向かう。前は照明ばかり気にして意識していなかったが、廊下も何か良い香りがする。お香が焚かれているのだろうか。エレベーターはカードキーがなければ動かない。自分に関係のない階にはいけないようになっているらしい。
大浴場についた。大浴場は、水道水を沸かした風呂なんかではなくちゃんとした温泉の風呂だと聞いていた(*3)。脱衣所にあった温泉の説明書きを読むと、どうやら大手町で湧いた温泉らしい。どこかから運んできたお湯なのかと思っていたが、大手町にも温泉があったのか。入ってみると、明るい脱衣所から一転して、風呂場は黒を基調とした石造りの壁に囲まれていて薄暗い。お湯は琥珀色をしている。この色味を見てすぐにピンと来た。これは清水湯蛇骨湯と同じ系統の湯だ。香りも同じである。ただ、色はあくまで琥珀色で、濁りは薄く床も見える(*4)。面白かったのが、内湯と露天風呂が繋がっていることだ。つまり、陸地にあるドアを開けて露天風呂に行くのではなく、浴槽部分にある露天風呂への通り道を潜って露天風呂部分に行くのだ。普通の露天風呂の場合、冬はたどり着くまでが寒くて凍えてしまう。これなら冬でも温まりながら露天風呂に行くことができそうだ。露天風呂は、天井は完全に解放されていて、石の壁から伸びた高い木の板で周りを遮断していた。木の板も黒色に塗ってあった。黒が好きなのだろうか。風呂から上がって、氷水で冷やされた牛乳を飲んだ。牛乳は脱衣所に置いてあった。ホテルの人はいないが、どうやら勝手に飲んで良いようだ。こういうのは千と千尋の世界なら罠(*5)であるところだが、私は今の所人の姿を保てている。
エレベーターで宿泊している部屋がある階に戻った。エレベーターを降りると目の前にはラウンジがあり、お菓子や本や飲み物が置いてある。これも勝手に飲み食いして良いらしい。ジュース、ミネラルウォーターにビールまである。せんべいをボリボリ食べた後、コーヒーを淹れて飲んでみた。いつもの缶コーヒーより苦味が薄く酸味が強い。缶コーヒーよりとても高い豆を使っているか、とても安い豆を使っているか、私が淹れ方を間違えたかのいずれかだろう。
夕食の確保には難儀した。土曜日の大手町でディナー営業をしている店はほとんどないのだ。星のやのレストランも閉まっているらしい。高かったが、結局部屋食を頼むことになった。ついでにビールを一缶飲んだ。食事を持ってきてくれたホテルの人に聞いてみたところ、やはりここは常に満室に近い人気のようだ。しかし、大浴場を含め人(*6)とあまり会わない。館内は非常に静かだ。おそらく、何かトリックがあるか、その他の客が部屋に引きこもって気配を消しているか、本当は満室には程遠いかのいずれかだろう。騒ぐ客がいたら、理念にそぐわないとして別室送りになっている可能性も考えられる。
夕食後は一休みしてまた風呂に行った。夜の露天風呂に入ると、衝撃を受けた。真っ暗な中に柔らかな光が浮かんでいて、とても美しかったのだ。光の使い方が非常に巧みである。曇天の都心でこんな美しい露天風呂に入ることができるとは思ってもみなかった。これにはいたく感動した。なるほど、昼間は意図が分からなかったが、木の板が黒く塗られていたのはこれがやりたかったのか。ナゾ解明である。多分、星のやの照明担当者はとても偉い人だ。とても偉い人が頑張ったのでとてもスゴい照明になっているのだろう。星のや東京で一番良かったところを一つ挙げるとすれば、私はこの露天風呂を選ぶ。
夜は雅楽の演奏があると聞いていたが、風呂に入っているうちに雅楽の時間は過ぎてしまった。しかし、「深呼吸」の時間には間に合った。「深呼吸」は、インストラクターの人と一緒に深呼吸しながらストレッチをして呼吸を整える場である。30分の「深呼吸」により、呼吸が整ってリラックスした状態で就寝できた。翌日は朝風呂に入って、豪華な朝食をとり、準備をして式場に出発した。
これまで星のや東京を褒めてきたが、良かったことだけではない。部屋で布団が敷いてあるところが、他の部分より一段高くなっているのだ。その結果、深夜にトイレに行こうとした祖父がその段差でつまづいてしまった。怪我はなかったが、祖父はその後バリアブル(*7)がどうのこうのとぶつぶつ言っていた。祖母は祖母で腰が痛いとうんうん言っていた。私はもう気が気でなかった。布団はとても柔らかく入眠時の心地よさは抜群であったが、これらの要因により中途覚醒がつらく、結局あまり眠ることができなかった。
恐らくだが、祖父母にはオシャレさを削ってでももっと老人ホームに寄せたホテルの方が合っているのではないか(*8)と思う。私にとっても、かなり新鮮さに満ち、それでいてリラックスできた宿泊ではあったが、値段分フルに満喫できたかというとやや疑問だ。私なんかよりももっとオシャレで、かつ心に余裕のある金持ちな人、それが星のや東京にピッタリな人なのではないだろうか。

(*1)東京アンチ疑惑のある祖父を東京に行かせるための策略という側面もあったと思われる。
(*2)この記事の内容全てに言えるが、写真はない。東京カレンダーの記事を見るか適当に検索してほしい。
(*3)ホテルを探すときに「温泉付き」というのは絶対に外せない条件だった、と伯父が言っていた。
(*4)清水湯のお湯は床が見えない焦げ茶色である。
(*5)小学生の頃、一度「千と千尋の神隠し」を母上と自宅で見ようとしたのだが、家族が豚になる序盤のシーンが絶望的に怖くて逃げ出してしまった。これがトラウマとして私の中に固着しており、未だこのシーンの先の内容を知らない。いずれ決心がついたら見るかもしれないので、コメント等でネタバレするのはやめてほしい。
(*6)ホテルの従業員の人にもあまり会わない。できるだけ裏方に徹しようとしているらしい。それでいて至れり尽くせりのサービスである。すごい。ただ、祖父はこの方針があまり好きではないようだった。
(*7)祖父はバリアフリーのことをバリアブルと呼ぶ。
(*8)そんなホテル(更に温泉付きのもの)が実在するのかは別として。

2018年11月2日金曜日

調味料リスト part1

持っている調味料について書く。

[1]いつでも新鮮 しぼりたて生醤油 (キッコーマン)
メインで使う醤油である。卵かけ御飯をよく食べることもあって、もっとも使用頻度の高い調味料だ。大抵まいばすけっとで買っている。押すと出るボトルタイプで、こぼしてしまう心配がない。醤油のボトルが醤油差しを兼ねてくれているのだ。サイズも小さく、一人暮らしの狭い部屋と相性が良い。香りがどうこうという本来のウリは、私にはよく分からない。
難点は価格が高いことで、買うとき毎回躊躇してしまう。しかし私の家には醤油差しがなく、まいばすけっとも醤油差しは置いていないので、醤油が切れているときはとりあえずこれを買うしかない。そうやってとりあえずでこれを買い続けているうちに大学四年生になってしまった。

[2]トップバリュ 純米料理酒 (イオン)
料理酒を入れておけば肉や魚が柔らかくなるらしいので、肉や魚を使う料理には和洋中を問わずとりあえずぶち込む。恐らく2番目に使用頻度が高い調味料だ。肉のパックに料理酒を注いで浸けておくのもよくやる。1000 mLあるので醤油よりも扱いが雑く、バンバン使われている。いつもまいばすけっとで購入している。

[3]トップバリュ 本みりん (イオン)
料理酒とペアになる調味料がみりんだ。煮物に入れるくらいなので料理酒よりも使用頻度は数段落ちる。いつもまいばすけっとで購入している。

[4]丸鶏がらスープ (味の素)
鶏ガラスープの素である。野菜炒めはとりあえずこいつと醤油を入れておけばそれっぽくなる。西紅柿炒鶏蛋も美味しい。その名に反してスープ作りには稀にしか使われない。割と何でもかんでもこいつを入れているので塩よりもはるかに使用頻度が高く、恐らく3番目に使用頻度が高い調味料だ。

[5]Cook Do オイスターソース (味の素)
野菜炒めにオイスターソースを入れても美味しい。

[6]干し貝柱スープ (味の素)
使い道は[4]とほぼ同じである。チンゲン菜をオイスターソースとこいつで煮てやると美味しい。

[7]こんぶだしの素 (シマヤ)
和風の料理にはとりあえず適当に入れる。塩とだしの素だけの野菜炒めも割と美味しい。浅漬けに使えるなど応用範囲が広い。スティックタイプで一人暮らしには便利だ。

[8]ほんだし (味の素)
有名なのでとりあえず買ってある。[7]とは気分で使い分けている。

[9]液みそ 料亭の味 減塩 (マルコメ)
味噌はこの液体味噌を使っている。注ぐだけなので、炒め物が多い私にはとても便利だ。味噌汁よりも味噌味の炒め物に使うことの方が多い。

[10]クエン酸(結晶) (健栄製薬)
我が家の調味料の中でも最も扱いに困る問題児がクエン酸だ。純粋なクエン酸なのでとにかく酸っぱい。調味料としての主な使い道としては、炭酸飲料やジュースの酸味増し、ヨーグルトドリンク(牛乳+ヨーグルト+砂糖orオリゴ糖+クエン酸)、レモン汁代わりなどがある。しかし、少量でもかなりの酸味を出すことができるのに500 gもあるからさっぱり減らない。結局、掃除や入浴剤として使った量の方が何十倍も多い。1年生の頃買ったので賞味期限は切れているが、味に変化は感じられないので使い続けている。

続きは未定である。