2019年1月28日月曜日

「交」考

この記事には、性的な記述、及び「かぐや様は告らせたい」原作2巻・アニメ3話までのネタバレが含まれている。閲覧には注意されたい。

2019年1月20日日曜日

もうOculus goしかない

昨日、運動不足を改善するためジムに行った。最大の目当てはエアロバイクである。エアロバイクは、有酸素運動でありながら膝への負担が小さい。これは踏み台昇降など他のトレーニングにはない利点である。
エアロバイクをするにあたって問題となるのが、漕いでいる間手持ち無沙汰になることだ。幸い、エアロバイクは通常の自転車と異なり交通事故の危険がない(*1)。従って、運動中に映像を視聴することは有効な対処法になると考えられる。
そこで、昨日その仮説の検証作業を行った。方法は以下の通りである。
1. fireタブレットにゆゆ式をダウンロードした。
2. イアホンを装着し、ゆゆ式を再生した。
3. ゆゆ式を視聴しながらエアロバイクを漕いだ。
その結果、深夜アニメを見なさそうな人たちに囲まれて深夜アニメを見るのは恥ずかしいということが判明した。
結局、fireなんかに頼っていてはダメということである。Oculus goを買い、Oculus goを装着しながらエアロバイクを漕ぐ。残された道はこれしかない。

(*1)暴走したトラックがガラスを破って突っ込んできた、などの特殊な事態を除く。

2019年1月13日日曜日

「有機化合物かるた」読み札

3年ほど前、「有機化合物かるた」を作成した。

その読み札を公開する。化合物名だけ読んでも、解説文だけ読んでも、化合物名→解説文でも良いだろう。

あ 安息香酸 ベンジルアルコールをMnO2で穏やかに酸化すると安息香酸が得られる。
い イソプレンゴム 2-メチル-1,3-ブタジエンを付加重合することでイソプレンゴムが作られる。
う ウラシル ウリジンホスホリラーゼのはたらきによりウリジンからウラシルが作られる。
え エタノール 高温,高圧条件下でエチレンに水蒸気を付加するとエタノールが得られる。
お オゾニド 一般に、オゾン分解においては、アルケンにオゾンを反応させることでオゾニドと呼ばれる不安定な化合物を生成させる。
か カルボン酸 一般に、アルデヒドを酸化させるとカルボン酸が得られる。
き ギ酸 ホルムアルデヒドを酸化させるとギ酸が得られる。
く クメン 酸触媒のもとベンゼンとプロペンを反応させることでクメンが作られる。
け ケトン 一般に、第二級アルコールを酸化させるとケトンが得られる。
こ コハク酸 琥珀の乾留によってコハク酸が得られる。
さ サリチル酸 ナトリウムフェノキシドに高温高圧下で二酸化炭素を作用させ、強酸で処理するとサリチル酸が得られる。
し シクロヘキサン 白金触媒を用い高圧下でベンゼンに水素を付加するとシクロヘキサンが得られる。
す スクロース グルコースとフルクトースがα-1,2-グリコシド結合した糖はスクロースである。
せ セルロースキサントゲン酸Na セルロースを濃NaOH溶液で処理し二硫化炭素と反応させるとコロイド溶液としてセルロースキサントゲン酸Naが得られる。
そ ソーダ石鹸 油脂を水酸化ナトリウム溶液でけん化することでソーダセッケンが作られる。
た ダイオキシン 廃棄物の焼却処理の過程ではダイオキシンが発生しうる。
ち チオフェノール フェノールの酸素原子が硫黄原子に置換した構造を持った化合物はチオフェノールと呼ばれる。
つ ツジョン
て テレフタル酸 p-キシレンを酸化させるとテレフタル酸が得られる。
と トルエン 塩化アルミニウム触媒のもとベンゼンをクロロメタンでアルキル化するとトルエンが得られる。
な ナフタレン 2つのベンゼン環が1辺を共有する形で連結した構造をもつ芳香族炭化水素はナフタレンと呼ばれる。
に ニトロベンゼン ベンゼンを混酸でニトロ化するとニトロベンゼンが得られる。
ぬ ヌクレオチド DNAやRNAの構成単位である、塩基と糖とリン酸が結合した形の化合物は、一般にヌクレオチドと呼ばれる。
ね 熱可塑性樹脂 ポリエチレンテレフタラートやポリスチレンなどのように加熱によって変形しやすくなる樹脂は熱可塑性樹脂と呼ばれる。
の ノナン 炭素鎖9の直鎖アルカンはノナンと呼ばれる。
は p-ジクロロベンゼン 塩化鉄(III)触媒のもとクロロベンゼンと塩素を反応させると主にp-ジクロロベンゼンが生じる。
ひ ピクリン酸 フェノールを混酸でニトロ化するとピクリン酸が得られる。
ふ フェノール クメンを酸化させてできるクメンヒドロペルオキシドを希硫酸で分解することで、アセトンとともにフェノールが得られる。
へ ベンゼン アセチレンを高温条件下で三分子重合させるとベンゼンが生成する。
ほ ホルムアルデヒド メタノールを穏やかに酸化するとホルムアルデヒドが得られる。
ま マレイン酸 フマル酸の幾何異性体として、シス型のマレイン酸がある。
み ミセル セッケンなどを水に溶かすと、親水基を外側に、疎水基を内側に向けて会合し、ミセルを形成する。
む 無水酢酸 酢酸同士の脱水縮合により無水酢酸が生成する。
め メタン 酢酸Naの無水物をNaOHとともに加熱するとメタンが得られる。
も モルヒネ 強力な鎮痛作用があることから、ケシの実から得られるアヘンの成分であるモルヒネは医療に用いられる。
や 軟らかい酸、軟らかい塩基
ゆ ユリア樹脂 尿素とホルムアルデヒドの付加縮合によりユリア樹脂が作られる。
よ ヨードホルム アセトアルデヒドにNaOHとヨウ素を加え加温すると黄色沈殿としてヨードホルムが生成する。
ら ラクトース β-ガラクトースとβ-グルコースが結合した形の二糖はラクトースである。
り 硫酸ドデシルNa 1-ドデカノールを硫酸によりエステル化して生じる硫酸水素ドデシルをNaOHで処理すると硫酸ドデシルNaが得られる。
る ルミノール 過酸化水素とともに用いると血液を検出できることから、ルミノールは科学捜査に用いられる。
れ レーヨン セルロースを化学的に処理して溶かし、再びセルロース繊維として紡糸した再生繊維をレーヨンと呼ぶ。
ろ 6,6-ナイロン アジピン酸とヘキサメチレンジアミンを縮合重合させると6,6-ナイロンが得られる。
わ ワインレブアミド ワルファリンカリウム
作ったはいいが、私は未だにこれで遊んだことがない。遊び相手を募集中である(最低でも私の他に2人は必要)。

2019年1月2日水曜日

オオゼキ下北沢店

私が東京で最もよく使っているスーパーがオオゼキ 下北沢店である。ここは、特に生鮮食品の販売に力を入れているスーパーである。店員さんがそう言っていたため間違いない(*1)。では、具体的にどう力が入っているのかを紹介しよう。

[1]精肉コーナー
精肉コーナーでは、100g48円(*2)の鶏むね肉から高級霜降りステーキ肉まで幅広い価格帯の商品を取り揃えている。このような優れた品揃えは、肉を一頭買いすることによって実現しているらしい。
私は基本的に鶏むねか豚こまを買っている。たまに霜降り肉の切り落としやステーキ肉を買うこともある。このような高級肉を1パック1000円ほどで扱っているスーパーは、付近ではここだけだと思う。また、最近はハーツ付きレバーにもハマっている。心臓の食感が面白い。これも珍しい商品だ。
たまに霜降り肉の試食をやっている。

[2]鮮魚コーナー
オオゼキの魚は他のスーパーよりも鮮度が良いと思う。全体的に美味しい。オススメは刺身切り落としだ。様々な魚の刺身がごちゃ混ぜになっているものだが、バラエティ豊かでボリュームもあり満足度が高い。均一セール(400円)の日に買うのが良いだろう。
秋頃はしょっちゅう秋刀魚を買っていた。秋刀魚は一匹丸ごとで売ってあるが、三枚おろしにしてもらうこともできる。三昧におろしてもらった秋刀魚の皮をむき、包丁で切って2日ほど冷凍させれば刺身として食べることができる。これが美味い。もちろんそのまま焼いても美味い。
最近はナメタガレイやぶりを買っている。ナメタガレイは子持ちである。スーパーで子持ちのナメタガレイを売ってあるのは初めてみた。とても良い出汁が出る。
鮭を買って粕汁に投入するのも良い。
たまに刺身の試食をやっている。

[3]青果コーナー
オオゼキでは大田市場から直接仕入れており、とにかく野菜が美味い。旬の野菜が安くなっているので、安いものを買っておけばまず外れがない。
オオゼキの青果は本当に品揃えがよい。数えてみたところ、ねぎだけで10種類あった。夏場は産地や大きさなどが違うトマトが20種類もあった。明らかに野菜大好きな人が仕入れをやっている。私の大好物ゴーヤーも、色艶がよく、大きくて食べ応えのあるものが揃っている。
他ではなかなか買えないニッチな野菜も安く売っている。例えば、きくらげ、雪うるい、つまみ菜、リーキ、ターツァイなどだ。特にリーキはおすすめだ。コンソメスープで煮込むとトロトロになり甘味が出る。
キャベツや大根の1/2カットが売ってあるが、店員さんに声をかければ1/4カット(値段は半分)にしてもらうこともできる。一人暮らしにも優しいスーパーである。

オオゼキでは現場の店員の裁量を大きくして、仕入れを現場に任せているそうだ。それゆえ、日によって顔ぶれが変わっていき、様々な美味しい食材に触れることができる。このようなスーパーは他に見たことがない。他のスーパーでは(たぶん)偉い人が仕入れ量と価格を決めているため、スーパーに行けばチラシにある目玉商品がチラシ通りの価格で売ってある。いわば予定調和だ。しかしオオゼキ下北沢店は違う。チラシにはなかったお買い得商品がドカドカ並んでいるのだ。その日良かったものを仕入れているからだろう。オオゼキには、そこに行かなければわからない出会いがあるのだ。なぜかチラシよりも安いことさえしばしばである。これにワクワクせずにいられようか。
オオゼキは、食材の豊富さ、質の高さ、価格の安さをいずれも高い次元で実現している。近くには他にも色々スーパーがあるが、オオゼキでの買い物は群を抜いてエンターテインメント性が高い。オオゼキは、私に新しい食材に触れる喜びと自炊の楽しさを教えてくれた。オオゼキがなければ、私の食生活はもっともっと味気ないものになっていただろう。

オオゼキ下北沢店は、私の知る限り最高のスーパーである。

(*1)見学に来た小学生の集団に説明しているのが聞こえた。
(*2)オオゼキでは価格が日によって変動する。基本的に「超特価」となっているものを買えばいい。価格が変わることによって私が使う食材にもバリエーションが生まれている。

2018年に見たアニメ

2018年に見たアニメを思い出せるだけリストアップしておく。

・からかい上手の高木さん
とにかく甘かった。あまりの甘さに、数分に一回休憩を挟まないと視聴することができなかった。 

・スロウスタート
最高に可愛かった。 気弱ながらも優しい性格の一之瀬さんにはとても好感が持てた。全てにおいて世界が優しく、見ているときの心地良さは最高級だった。前半のぬるぬるした最高の作画を後半まで保てなかったのは惜しかった。

・ポプテピピック
ボブネミミッミだけ見ていた。真っ当にシュールギャグをしていて面白かった。それ以外はピンとこなかったため、途中から見なくなった。

・三ツ星カラーズ
原作を読んでいたためアニメ化が楽しみだった。しかしクソガキである。

・ゆるキャン△
おしゃれなOP、段々仲良くなっていくリンとなでしこ、美しい自然描写、最終話での二人の邂逅と素晴らしい内容だったと思う。人気が出るのも納得だ。

・こみっくがーるず
最終話付近の展開はかおす先生にすっかり感情移入して泣きそうになってしまった。最初の数話は面白さがよくわからなかったが、まさかこれほどハマるとは。

・ヒナまつり
ギャグの切れ味がよく面白かった。ヒナは良いキャラしていると思う。時々挟まる感動回もなんかよかった。

・Aチャンネル
夏祭りで延々型抜きをし続けるナギさんがよかった。OP曲はリストアップしたアニメの中で一番好きである。しかし、もう少し原作ストックが溜まってからアニメ化した方がよかったのでは。毎回キャラソンが入るのはちょっと......。

・ステラのまほう
尺が足りないため仕方ないといえば仕方ないのだが、やはりキャラの暗部にもっと踏み込んで欲しかったと思わざるを得ない。物足りなかったが面白くはあった。

・あそびあそばせ
「これどうやって終わるの!」で終わる。これがあそびあそばせである。さすがだ。

・はたらく細胞
最終話の展開がポスト3.11作品群っぽいなあと思った。

・アニマエール!
これも初めはノレなかったが、ひづめの真面目ボケと虎徹の毒舌の面白さが出てきてからはすっかりハマって、毎週楽しみだった。

・となりの吸血鬼さん
安定した内容で毎週安心してみれる王道的な日常アニメだった。良かった。

一番のお気に入りはスロウスタートである。