2018年5月5日土曜日

レビュー: U-EXPLORE SPACE ADVENTURES (Wii U)

公式サイト: http://www.rainyfrog.com/ja/game/u-explore-space-adventures-jp

先日、U-EXPLORE SPACE ADVENTURESというゲームをクリアした。確かセールのときに買って放置していたものだ。クリアタイムはおよそ7時間だった(微ネタバレなので白文字にしてある)。ただし、追加5ステージはあまりにも難しくクリアできていない。
このゲームの詳しい内容を知るためには、適当にググってほしい。感想をつらつらと書く。

U-EXPLOREはWiiUゲームパッドを宇宙船の計器に見立て、宇宙船を操作して仕掛けを突破していく面クリア型アクションパズルゲームである。メーカーはアクションアドベンチャーゲームと言っており、PVでも宇宙探検をするというストーリーが語られていたので、私は惑星を隅々まで探査して行動範囲を広げていくタイプのゲームかと思っていたが、実際は違って一本道のゲームだった。序盤は仕掛けの密度が低かったこともあってこのことに気付けず、脇道にアイテムも何もないことを不満に思っていたが、仕掛けが増えてどういうゲームか分かった中盤には俄然面白くなっていた。
宇宙船にはエンジン、反重力装置、質量増加装置、減速装置など、様々な装置が搭載されていて、これをうまく使いながらステージを突破していく。敵に気付かれればだいたい即死のため、これがなかなか難しい。例えば、エンジンの音に反応する敵がいるときは、減速装置を切って、エンジンを付けて敵の近くまで加速した上で、敵の近くでエンジンを切れば敵に気づかれることなく突破できる。こうしたステルスアクションが面白かった。(本編に限れば)うんうんうなって考えればなんとか解けるくらいの適切な難易度で、それも良かった。
このゲームは、ゲームパッドに色々な装置が表示されていて、これらを巧みにオンオフしながらゲームを進めていくことになる。装置の数が多いので、操作がかなりややこしい。このタイミングでこれをああしてあれをこうしてこう動けば突破できそうだと頭では分かっていても、ゲームパッドに注力しているうちにTV画面の方では敵が動いてきてやられたり、あるいは間違えて反重力装置を切ってしまって敵の方に落下してしていてやられたりする。このもどかしさは、本作のコンセプトの一つであり、本作をWiiUならではのゲームたらしめている重要な要素である。ただ、感心した一方で、このもどかしさは、心に余裕がないとイライラしてしまうことになる。そもそもアクションパズルゲームは、終わってみればああ面白かったと言える一方で、解けないときのイライラも凄まじいジャンルである。このもどかしさはそれに一層拍車をかけており、人を選ぶゲームだと思った。私も全面的に楽しめたわけではない。特に、心に余裕があまりなかったので、パズルが解けない時間は、なんで遊んでいるのにイライラしているのだろう、二重に時間を無駄にしている、私はクソだ、と思いつめていた。

このゲームはストーリーも皮肉が効いていて結構面白い。操作する宇宙船はU-EXPLOREという会社からレンタルしているという設定だ。U-EXPLORE社は、安価で、安全で、快適で、美しい景色が見られる旅行を謳っている。しかし実際には、薄暗く不気味な場所ばかりで、宇宙船を見つけるなり即座に破壊してくる機械がうようよしており、序盤に見つけられるU-EXPLORE社との緊急通信ポッドは繋がらないという、一切の安全性が感じられない旅となっている。機体が次第に損傷していく中、果たしてこの惑星から無事脱出することはできるだろうか、というのがストーリーだ。安いがそれとは引き換えに安全性を軽視している企業が描かれるこのストーリーは、風刺的・寓話的で、特にエンディングでは笑ってしまった。杜撰な管理体制で食中毒を引き起こす食品企業、点検を怠って事故を招くメーカーなど、日々の身近なニュースを思い起こさせ、人間のダメなところが詰まった良いお話だった。

悪いと思った点を挙げておこう。全体的に暗く、特に音楽もないので地味すぎる。地味といえば、キャラクターらしいキャラクターもU-EXPLORE社の職務怠慢おばさんALEXしかいない。
ゼルダなら仕掛けを解いたときにテロレロテレテン♪と鳴っておー解けた!という感慨が得られるのだが、仕掛けが解けても扉が淡々と開くくらいで何もならないのでカタルシスが薄い。扉が開くにしても、スイッチは全部押せたはずだが一体どこが開いて先に進めるようになったんだという感じで、扉に存在感がない。「解けた!」と「先に進める!」のタイミングがずれていて、気持ち良さが足りない。ピュッとカメラが扉のところに移動してゴゴゴゴと開くところを見せてくれるだけで全然印象が違うのだが。

とはいえ、U-EXPOLOREは、とにかく地味だが、地味な中にアイデアが詰まった、結構面白いゲームだった。

2018年5月4日金曜日

日記 2018/5/3

今日は(僕にしては)充実した日々を送った。適当に日記を書いておく。疲れて変な文章になっているし、特に読む価値のあるものではないと思う。

昨晩は変な夢のせいでちゃんと眠れたのは遅かった。明け方に入眠し、朝10時半に起きた。最近は筋トレして筋肉の変化を調べるという実験の被験者のバイトをやっており、11時からそのベンチプレス等のトレーニングを30分ほどした。そこから帰宅し、昼食をとって、休憩、部屋の掃除、皿洗い、洗濯をした。
すると、浅草の同人誌等即売会に行っていた@miria__akagiが、疲れたと言って突然うちにきた。私は今日は@kokubunjigaisenと池袋で遊ぶ約束をしていた。成り行きで、miria__akagiも池袋に来ることになり、3人でカラオケをした。いつもkokubunjigaisenの独特の渋い選曲が好きである。miria__akagiは途中で抜けて京都に帰っていった。
そのあとは、ユザワヤに行ってkokubunjigaisenから⑨の衣装作りについてあれこれ聞いたり、ジュンク堂書店に行って本を眺めたりして1時間ほど潰した。
19時半ころ、駒場木蓮の会繋がりの人と合流し、3人でワンダーパーラーに行った。ワンダーパーラーは調度品も凝っていて、ティーカップも可愛く、紅茶は美味く、メイドさんは素敵で、最高であった。紅茶を飲みながら世間話をしていたが、これが実に楽しかった。ひとしきり喋って退店し、帰宅した。

今回のワンダーパーラー再訪も、kokubunjigaisenが誘ってくれたのがきっかけだった。松山旅行や鳳鳴館にしてもそうだが、kokubunjigasenはいつも素敵なスポットを教えて誘ってくれて、私の大学生活をより豊かなものにしてくれており、感謝の念は尽きない。
まだはっきり決めたわけではないが、来年も東京に残ろうという気持ちはあまりなく、今のうちに東京らしいことをして思い出づくりをしておかねばなという思いがある。今日は、良い思い出ができて、とても良かった。

2018年5月3日木曜日

夢日記

夢を見た。どうにも後味が悪い体験だったが、珍しいことに夢の内容を割合よく覚えているので、夢日記を書く。

私は夢の中でまず北海道にいた。稲積公園駅で降りて10000円するカニ料理のコースを頼み、カニの刺身などを食べたが、値段の割には美味しいと思わなかった。チェーン店のようだったので、この店がこれ以上増えることがないよう、食べログで悪口を書こうと思っていると、店員さんが透明な容器に入ったカップヌードルをくれた。不味そうだったが一応もらっておいた。退店すると、その店は東京大学の安田講堂の裏にある理学部一号館になった。
理学部一号館から伊予鉄道の市内線に乗った。松山を楽しんでいると、ふと熊本に行こうと思い立った。熊本は火山があるのできっといい温泉があるだろうと思った。地元の人がそれなら新幹線に乗れば良い、松山から海を渡って大分まで新幹線が通っているから、と教えてくれたので、私は新幹線に乗った。
すると、海外の英語圏のどこかよくわからないところに着いた。そこでは数名の友達(A,B,Cと書く)とホームステイすることになっていた。その国では駅のホームが非常に狭く、足の幅ほどしかなかった。風圧で落とされないよう必死で金網にしがみつきながら、テンションが上がって一人でベラベラ日本語で喋っていると、友達A,B,Cにもホームステイ先の大学生たちにも無視された。友達Aとホームステイ先の大学生の1人はなにやら英語で会話していた。私は全く聞き取れず己の英会話力を恥じた。周りにいた人に白い目で見られ、Bが"He is noisy"などと喋っているのが聞こえた。ホームステイ先の大学生たちは口を聞いてくれなくなった。
やってきた電車は山手線だった。電車に乗って、ぐるぐる回って、一旦降りて、少し駅の外に出て、また同じ向きに乗って、降りたところ、車内に携帯でゲームをしている@miria__akagiの姿があった。バイバイと思いつつ、出発する電車を見送った。そこからA,B,Cとホームステイ先に向かった。道中の坂で、Cから、元気を出すためにとcookdoのゴーヤチャンプルーのタレをもらった。私は、ありがとうと言って受け取りつつ、内心では、僕は持っている調味料で適当に味付けするから要らないなあと思った。そうこうしていると、ホームステイ先の大学生たちが住んでいる区域についた。各々が各々の家に入っていったが、私はどの学生にお世話になるのか忘れており、どの家に入ればいいのかわからず狼狽してまた白い目で見られた。自分の手帳を見て把握した。
私はそこでまず衣類の洗濯を行うことにした。洗濯機を使っていいかと聞くと頷いてくれたので、荷物から洗濯ネットを取り出し、服でパンパンにして、洗濯機を回した。洗濯機の前で上裸でこれからどうしようかと悩んでいると目が覚めた。

私は確か9時頃に就床し、眠りに落ちたのだった。夢かと気づいたとき、長い夢を見ていたので、多分今は5時くらいだろうと思った。しかし夜の11時だった。私は眠れていなさに絶望した。自分の睡眠はやはりおかしいと思う。せっかく眠れたのに熟睡できずに起きてしまうのはどうにも後味が悪い。