確か小学四年生の頃だったか、12月最後の学級活動の時間でクリスマス会をやることになった。学級会での話合いの結果、教室でフルーツバスケットやら何やら遊んで、最後にプレゼント交換(*1)をする、というプログラムが決まった。
そうと決まればプレゼントを用意しなければならない。考えた結果、私は手作りの問題集を作ることにした。そのタイトルが「クイズパズル迷路本」略してQPMB(Quiz Puzzle Maze Book)である。コピー用紙を切って鉛筆で問題を書き、セロハンテープで冊子状にした大作だ。「クイズパズル迷路本」の通り、以下の内容から構成されていた。
クイズ: 漢字の読み取り(*2)。国語辞典(*3)をめくって、「単語は知っているが読み方はわからない」もの(*4)を発見してはメモし、難易度順に並べたもの。
パズル: 紙をハサミで切って作ったジグソー風パズル。袋とじを開けるとピースが出てくる。
迷路: 迷路。「ゴール」と見せかけた「ゴフレ」があるというトラップが特徴(*5)。
「問題数25問以上!」がウリだった。ただし、ほとんどが漢字の読み取り問題である。私はこの冊子をプレゼント交換の場に並べ、そしてそれは誰かに持って帰られた。それと交換に、誰かの手作りの飛び出るメッセージカードを受け取った。ちなみに、この場に手作りの問題集を用意した者は他にもいる。私が特に親しくしていた友人Iである。
クイズパズル迷路本vol.1が好評だったか不評だったかは不明だが、私はこの「プレゼントに問題集をあげる」という発想をいたく気に入って、続巻を色々作って前述の友人Iなどに贈っていった。巻を重ねるごとに問題の数とバリエーションは増加していき、内容も洗練されていった。特に国語辞典を駆使して作り上げたクロスワードは力作だった。他の内容はあまり覚えていないが、思いつく限りのギミックを詰め込んで作るのはとにかく楽しかった。学校の時間割に沿って教科にちなんだクイズに答えていくスピンオフ「クイズパズル迷路本 学校編」も作った。
そうして6年生になった。6年生の頃の思い出の一つが、「無人島ライフ」である。「無人島ライフ」は、私の友人Uが著した、無人島に漂着した主人公のサバイバル生活をコメディタッチで描いた小説である。「夏だ!海だ!遭難だ!」の書き出しと、主人公のペットの鳥の名前「島無(しまなし)」は今でも覚えている。この小説が特異だったのはその連載形態だ。教室の後ろに「先生の本棚」として先生オススメの本が並べられたコーナーがあったのだが、突如としてそこに「無人島ライフ」第1巻が追加されたのである。Uが自分で書いた本を勝手に並べたのだった。こうして衝撃の文壇デビューを飾った「無人島ライフ」は、(少なくとも私からは)好評を博し、先生の本棚に勝手に続巻が追加されていく形でその後も連載が継続された。そして、これに影響された私も「クイズパズル迷路本」の新作を作って先生の本棚に並べた。確かIも自作の本を並べたので、先生の本棚は最終的に無法地帯になってしまった。
6年生の最後には、「クイズパズル迷路本 永久保存版」と題して、今までの集大成となる最終作を制作しIにあげた。私とIは4月から別々の中学に通うのであった。こうしてクイズパズル迷路本は思い出の1ページにしまわれた。
しかし、クイズパズル迷路本は決して過去のものではない。私は今でも時々クロスワードを作る(*6)が、そのルーツはクイズパズル迷路本にある。QPMBの精神は、確かに今も私の中に存在しているのだ。
(*1)プレゼント交換は、椅子取りゲームの要領で次のようにして行った。
1, 各々がプレゼントを持ち寄る。
2. 椅子を円形に並べ、各椅子に一つプレゼントを置く。
3. 音楽と共に椅子の周りを回る。
4. 先生が適当に音楽を止める。進行を停止し、そこにあるプレゼントを受け取る。
(*2)恐らく、TV番組「ネプリーグ」の影響だと思う。
(*3)この国語辞典は、私の思い出の一冊「福武国語辞典」だ。ベネッセがまだ福武書店だった頃に作っていた大人用の辞書である。3年生の頃父から譲り受けた。私はこれを気に入ってよく読んでいた。夏休みの課題の一つに自分の夏休み中の生活について書く「生活作文」があったが、ある年はそのテーマをこの辞典にしたほどだ。国語辞典での遊び方にも色々あるが、中でも一番気に入っていたものは「国語のワークで漢字の書き取り問題(例: ききゅう→気球)があった時、同音異義語を調べてなるべく変な言葉を書いて提出する(例: ききゅう→危急)」という遊びだ。
(*4)鋏(ハサミ)、膃肭臍(オットセイ)、阿弥陀籤(あみだくじ)など。
(*5)小学校の頃の私は、紙を曲げて解く迷路など、ひねくれた作風の迷路を大量に作っていた。
(*6)「年賀状録: 2016-2018」など。
2018年10月31日水曜日
2018年10月30日火曜日
ガムの噛みすぎのデメリット
ガムの噛みすぎには様々なデメリットがある。
(1)お腹がゆるくなる
キシリトールの取りすぎで下痢になる。私はこれを和らげるために乳酸菌製剤を飲んでいるが、それでも下るときは下る。
(2)味覚が引きずられる
食事の直前までガムを噛んでいると、ガムの味が口に残ってご飯の味と不協和音を奏でてしまう。
(3)カスが口の中に残る
口の中でガムの破片が残り、ガムを出しても微妙に味わいを主張し続けてくる。奥歯に挟まったりすると取るのが面倒だ。
(4)ガム代がかさむ
2週間くらいでなくなるガムの100gボトルは、約500円で売られていることが多い。地味に高い。
(5)舌が痺れる
ガムの強い味で舌を刺激し続けていると舌が痺れて痛くなり、味もよくわからなくなる。これをやりすぎると味覚障害になりそうで怖い。
(6)眠りに悪影響がある
黒いストロングタイプのガムにはカフェインが含まれていることが多い。私は、午後6時以降はマイルドなタイプのみを食べるようにしている。
(7)つい癖で口に入れてしまう
ティッシュや捨て紙を持っていないのについ癖でガムを口に入れてしまうことがある。この場合、味がなくなっても延々噛み続けることになる。
(8)顎が痛くなる
ガムを毎日大量にかんでいた頃は、顎の閉じ方を忘れてしまって、しまいには顎が痛くなってしまった。しばらく禁ガムしていたら治った。今では自制してそこまで行かないようにしている。
(9)禁断症状が出る
禁ガムしていると、口の中に何もないという事態をどう扱えば良いのかわからなくなってそわそわするようになる。そのうちガムのことばかり考え始め、ガムが欲しくて欲しくてたまらなくなる。ガムを食べずに作業することに慣れていないので、集中力が低下する。
ガムは美味しく適量に、を心がけていきたい所存だ。
(1)お腹がゆるくなる
キシリトールの取りすぎで下痢になる。私はこれを和らげるために乳酸菌製剤を飲んでいるが、それでも下るときは下る。
(2)味覚が引きずられる
食事の直前までガムを噛んでいると、ガムの味が口に残ってご飯の味と不協和音を奏でてしまう。
(3)カスが口の中に残る
口の中でガムの破片が残り、ガムを出しても微妙に味わいを主張し続けてくる。奥歯に挟まったりすると取るのが面倒だ。
(4)ガム代がかさむ
2週間くらいでなくなるガムの100gボトルは、約500円で売られていることが多い。地味に高い。
(5)舌が痺れる
ガムの強い味で舌を刺激し続けていると舌が痺れて痛くなり、味もよくわからなくなる。これをやりすぎると味覚障害になりそうで怖い。
(6)眠りに悪影響がある
黒いストロングタイプのガムにはカフェインが含まれていることが多い。私は、午後6時以降はマイルドなタイプのみを食べるようにしている。
(7)つい癖で口に入れてしまう
ティッシュや捨て紙を持っていないのについ癖でガムを口に入れてしまうことがある。この場合、味がなくなっても延々噛み続けることになる。
(8)顎が痛くなる
ガムを毎日大量にかんでいた頃は、顎の閉じ方を忘れてしまって、しまいには顎が痛くなってしまった。しばらく禁ガムしていたら治った。今では自制してそこまで行かないようにしている。
(9)禁断症状が出る
禁ガムしていると、口の中に何もないという事態をどう扱えば良いのかわからなくなってそわそわするようになる。そのうちガムのことばかり考え始め、ガムが欲しくて欲しくてたまらなくなる。ガムを食べずに作業することに慣れていないので、集中力が低下する。
ガムは美味しく適量に、を心がけていきたい所存だ。
2018年10月29日月曜日
秘匿の困難
一度、ある深夜番組に映ったことがあった。とはいえ、スタジオ出演ではなくVTRであり、有名人には会っていない。収録の日はわざわざ高田馬場まで行き、他のメンツと何時間かかけて撮影されて帰ってきた。体調がやや悪かったこともあってえらく疲れたものだった。
放送の日時は事前に知っていたが、関係者以外には伝えず一人で確認した。取材は数十秒に圧縮されていた。私は話すのが下手で滑舌が悪いし、ヒョロヒョロのイカ東なんて見ていて気持ちの良いものではないので、一回見てまあこんなものかと思ってテレビを消した。喋りが上手くテレビ映えする映像ならともかく(そうでないから大胆にカットされているのだが)、こういうものを知り合いや家族に見られるのはちょっと恥ずかしい。この時点では、深夜番組なので誰にも伝えなければ誰にも気付かれないだろうと思っていた。しかし、この短い映像は結果的に予想以上に周りに広まることとなった。
放送に即座に反応したのがTwitterのTLだ。高校の知人の複数名が私の出演に気付いたことを皮切りにTLがざわつきはじめ、誰かがテレビの録画を直撮りして(違法だが)アップロードしたことにより当該の映像が高校関係の人たちに広まっていった。更に、番組終了後には従姉妹から放送を偶然ちらりと見たと連絡が来た。これにより、放送翌日には家族全体に私の出演が知れ渡ってしまった。
放送の翌日は大学がある日だった。(私含め)大学の友人はバラエティ番組をあまり見ないようで、Twitterでもリアルでも反響は皆無だったが、午後の授業では、先生が「昨日テレビ出てた人〜?」と言いながら教室に入ってきた。これは本当に驚いた。完全にバレている。私は手を挙げ、放送の内容を少し話した。これにより、他の学生5人+TA2人が私の出演を知ることになった。
その後しばらくして菱田屋に行った。菱田屋はやや高いがそれ以上に美味い。東京で一番行った料理店はOaksか菱田屋のどちらかだろう。さて、そういうわけで顔を覚えられていたらしく、店の人に「この前テレビ出てたでしょ」と言われた。私は驚きながら肯定した。菱田屋はテレビからの取材も何度も受けているような有名店であることを思うと、何か変な感じがする。菱田屋の接客はぶっきらぼうという印象が強く、こうした会話は初めてだったためなおさら予想外の出来事だった。
学期が終わって帰省し、高校を訪ねてみると高校の先生方も知っていた。どうやら後輩経由で伝わったらしい。散髪屋のおっちゃんも知っていた。私の小学校時代の同級生の父親が放送を見ていたようで、その人から聞いたらしい。
とにかく、私の出演は予想外に広まっていて何度も何度も驚いた。深夜番組とはいえ、さすが全国ネットの人気番組だ。正直見くびっていた。悪い噂ではないので良いのだが、当人の与り知らぬところで次々と情報が伝わっていくのにはちょっと恐怖を覚える。天安門事件の情報を統制する中国当局もこういう恐怖を抱いているのだろうか。自身のテレビ出演をきっかけに、ふと海の向こうへと思いを馳せてしまった。
放送の日時は事前に知っていたが、関係者以外には伝えず一人で確認した。取材は数十秒に圧縮されていた。私は話すのが下手で滑舌が悪いし、ヒョロヒョロのイカ東なんて見ていて気持ちの良いものではないので、一回見てまあこんなものかと思ってテレビを消した。喋りが上手くテレビ映えする映像ならともかく(そうでないから大胆にカットされているのだが)、こういうものを知り合いや家族に見られるのはちょっと恥ずかしい。この時点では、深夜番組なので誰にも伝えなければ誰にも気付かれないだろうと思っていた。しかし、この短い映像は結果的に予想以上に周りに広まることとなった。
放送に即座に反応したのがTwitterのTLだ。高校の知人の複数名が私の出演に気付いたことを皮切りにTLがざわつきはじめ、誰かがテレビの録画を直撮りして(違法だが)アップロードしたことにより当該の映像が高校関係の人たちに広まっていった。更に、番組終了後には従姉妹から放送を偶然ちらりと見たと連絡が来た。これにより、放送翌日には家族全体に私の出演が知れ渡ってしまった。
放送の翌日は大学がある日だった。(私含め)大学の友人はバラエティ番組をあまり見ないようで、Twitterでもリアルでも反響は皆無だったが、午後の授業では、先生が「昨日テレビ出てた人〜?」と言いながら教室に入ってきた。これは本当に驚いた。完全にバレている。私は手を挙げ、放送の内容を少し話した。これにより、他の学生5人+TA2人が私の出演を知ることになった。
その後しばらくして菱田屋に行った。菱田屋はやや高いがそれ以上に美味い。東京で一番行った料理店はOaksか菱田屋のどちらかだろう。さて、そういうわけで顔を覚えられていたらしく、店の人に「この前テレビ出てたでしょ」と言われた。私は驚きながら肯定した。菱田屋はテレビからの取材も何度も受けているような有名店であることを思うと、何か変な感じがする。菱田屋の接客はぶっきらぼうという印象が強く、こうした会話は初めてだったためなおさら予想外の出来事だった。
学期が終わって帰省し、高校を訪ねてみると高校の先生方も知っていた。どうやら後輩経由で伝わったらしい。散髪屋のおっちゃんも知っていた。私の小学校時代の同級生の父親が放送を見ていたようで、その人から聞いたらしい。
とにかく、私の出演は予想外に広まっていて何度も何度も驚いた。深夜番組とはいえ、さすが全国ネットの人気番組だ。正直見くびっていた。悪い噂ではないので良いのだが、当人の与り知らぬところで次々と情報が伝わっていくのにはちょっと恐怖を覚える。天安門事件の情報を統制する中国当局もこういう恐怖を抱いているのだろうか。自身のテレビ出演をきっかけに、ふと海の向こうへと思いを馳せてしまった。
2018年10月28日日曜日
駒場近辺のスーパー
駒場の近くに住み始めて以来、様々なスーパーを試してきた。そのうちいくつかの店の特徴を紹介しよう。
・マルエツ
PBの牛乳が安くて美味い。ヨーグルトもコスパが良い。乳製品が良いこと以外は普通のスーパーという感じがする。
・OK
ディスカウントストアだが、一人暮らしの私にはいまいち使い方がわからない。
・まいばすけっと
イオン系列の小型スーパーである。通路を狭くして商品をギチギチに詰めているため、小型とはいえここでそれなりに品を揃えることができる。駒場に2店、池ノ上に2店、下北沢に1店、東北沢に2店あり、利便性が高い。コンビニに近い形態であるが、価格はスーパーの中でも安いほうだ。これはトップバリューの商品が置いてあるのが大きい。特売などのセールはなく、価格は毎日安定している(消費期限が近い商品の値引きはある)。
まいばすけっとで好きな品としては、箱を省いたティッシュペーパー、トイレットペーパー、もやし、豆苗、豚汁の具の水煮、たけのこの水煮、卵、グリーンアイの豆乳、鯖の水煮缶、料理酒、みりん、ミントタブレットなどがある。豚こまは確か100g158円とやや高めだが、「うまみ和豚」の名に恥じない旨味の強さであり価格以上の価値が感じられる。まいばすけっとはオオゼキの次に使う頻度が高い。
・foodium ダイエー
下北沢のRecipeの一階と地下一階に店を構える大きめのスーパーである。ダイエーはイオンの子会社であり、ここにもトップバリューの商品がある。まいばすけっとで売っていないようなトップバリュー製品はここで買えば事足りる。1階にある4個セットのプリンが私のお気に入りだ。
・肉のハナマサ
肉のハナマサは食肉の販売に力を入れるスーパーである。駒場の近くでは代々木公園駅の南に店舗がある。しかし、肉は主に業務用らしく量が多すぎて一人暮らしでは手が出しにくい。
一人暮らしの学生にとって有用なのは、充実したプライベートブランドの加工食品である。特に、冷蔵パックのハンバーグ、冷凍の餃子、レトルトのカレーなど肉が活きる食品はどれも美味く、一度試してみる価値がある。私のおすすめは冷凍の小籠包だ。
また、ここのナンは電子レンジで温めるとふわふわのもちもちになる隠れた名作である。チルドであり、多少日持ちする。このクオリティのナンが気軽に食べられるのはちょっと感動的でさえあった。しかし、「本格的なインドカレーと相性が良い」との触れ込みでナンを売っているにも関わらず、レトルトのインドカレーを売っていないあたりは何を考えているのかわからない。カレーなしでも美味しいほど良いナンではあるのだが......。
私がメインで使っているオオゼキについては、またいつか独立した記事で触れたい。オオゼキの良さは別格である。
・マルエツ
PBの牛乳が安くて美味い。ヨーグルトもコスパが良い。乳製品が良いこと以外は普通のスーパーという感じがする。
・OK
ディスカウントストアだが、一人暮らしの私にはいまいち使い方がわからない。
・まいばすけっと
イオン系列の小型スーパーである。通路を狭くして商品をギチギチに詰めているため、小型とはいえここでそれなりに品を揃えることができる。駒場に2店、池ノ上に2店、下北沢に1店、東北沢に2店あり、利便性が高い。コンビニに近い形態であるが、価格はスーパーの中でも安いほうだ。これはトップバリューの商品が置いてあるのが大きい。特売などのセールはなく、価格は毎日安定している(消費期限が近い商品の値引きはある)。
まいばすけっとで好きな品としては、箱を省いたティッシュペーパー、トイレットペーパー、もやし、豆苗、豚汁の具の水煮、たけのこの水煮、卵、グリーンアイの豆乳、鯖の水煮缶、料理酒、みりん、ミントタブレットなどがある。豚こまは確か100g158円とやや高めだが、「うまみ和豚」の名に恥じない旨味の強さであり価格以上の価値が感じられる。まいばすけっとはオオゼキの次に使う頻度が高い。
・foodium ダイエー
下北沢のRecipeの一階と地下一階に店を構える大きめのスーパーである。ダイエーはイオンの子会社であり、ここにもトップバリューの商品がある。まいばすけっとで売っていないようなトップバリュー製品はここで買えば事足りる。1階にある4個セットのプリンが私のお気に入りだ。
・肉のハナマサ
肉のハナマサは食肉の販売に力を入れるスーパーである。駒場の近くでは代々木公園駅の南に店舗がある。しかし、肉は主に業務用らしく量が多すぎて一人暮らしでは手が出しにくい。
一人暮らしの学生にとって有用なのは、充実したプライベートブランドの加工食品である。特に、冷蔵パックのハンバーグ、冷凍の餃子、レトルトのカレーなど肉が活きる食品はどれも美味く、一度試してみる価値がある。私のおすすめは冷凍の小籠包だ。
また、ここのナンは電子レンジで温めるとふわふわのもちもちになる隠れた名作である。チルドであり、多少日持ちする。このクオリティのナンが気軽に食べられるのはちょっと感動的でさえあった。しかし、「本格的なインドカレーと相性が良い」との触れ込みでナンを売っているにも関わらず、レトルトのインドカレーを売っていないあたりは何を考えているのかわからない。カレーなしでも美味しいほど良いナンではあるのだが......。
私がメインで使っているオオゼキについては、またいつか独立した記事で触れたい。オオゼキの良さは別格である。
2018年10月26日金曜日
笑いの分析(2)
(7)「ゆゆ式」(三上小又)
・論理3 知識4 表現5 暴力3 皮肉1 不条理1
・下ネタ3 差別1
ギャグ漫画というより日常系であり、またしてもこのフォーマットには載りきらないのだが、敢えて数字にすればこんな感じになるだろうか。読んで笑えるという観点に限っても、妙な心理戦、(特にゆずこへの)鋭い制裁、検索結果の豆知識から発展するふざけの入ったやりとりなど、味わい深い点が多い。「チネラスカ州」のように、言葉遊びから教養ネタに発展するものが特に好みである。
(8)「有害指定同級生」(くろは)
・論理5 知識4 表現5 暴力2 皮肉4 不条理1
・下ネタ5 差別1
ド下ネタの連発であるが、この作品は面白かった。それは下ネタを連発する都城さんのスタンスにある。彼女は社会の常識を、淫らであってはならないという常識をぶち破るために下ネタを言っているのだ。下品ではあるが、面白さの核心は下品さに包まれた高度な論理性にあると思う。「援助交際をしていると見せかけるためにお小遣いで高級な財布を買う」くだりはもはや痛快である。
(9)「鬱ごはん」(施川ユウキ)
・論理2 知識3 表現4 暴力1 皮肉5 不条理1
・下ネタ1 差別1
食に興味のない一人暮らしの男が鬱々とご飯を食べるという漫画である。テレビなどで見る食レポでは芸能人がご飯を美味しそうに食べているが、この漫画の主人公は徹底的に不味そうに食べる。第一話から、豚焼肉定食を見て「堕ちていく飛行機で出される機内食だ」と評する始末だ。その皮肉がこもった独特の表現が笑える。
(10)「うさかめ」(ルーツ・桐沢十三)
・論理2 知識2 表現5 暴力1 皮肉1 不条理2
・下ネタ2 差別1
テニス部4人の日常を描く、日常系とギャグの合いの子とでもいうべき作品だ。田中きな子の妙ちくりんな言い回しが最高である。派手さがなくてかなり評しにくいので、リンクを貼っておく。
(11)「よいこの君主論」(架神恭介・辰巳一世)
・論理5 知識5 表現4 暴力4 皮肉4 不条理3
・下ネタ1 差別1
マキャベリの「君主論」を、子供達にも読みやすいストーリー仕立ての学習書にした......という体を取り、ひろしくんがリーダーとしてクラスを制圧する覇道ストーリーを展開する無茶苦茶な内容の本である。「君主論」ベースの知識ネタ、異常な人間で構成された異常なクラス、解説パートのはなこちゃんの暴力的な思想など、語るべき点は枚挙にいとまがないが、こういう本を作ろうと思ったこと自体、論理5に値する偉業である。
(12)「完全教祖マニュアル」(架神恭介・辰巳一世)
・論理5 知識5 表現5 暴力1 皮肉5 不条理1
・下ネタ1 差別1
過去に興った宗教の歴史を解説しつつ、新興宗教の教祖として大成するにはどうすればよいかをマニュアルとしてまとめたという、これまた無茶苦茶な本である。文体には皮肉とふざけが散りばめられているが、それは著者たちの知識に裏打ちされた皮肉とふざけであり、一級品の笑いだけでなくちゃんとした知識も与えてくれる点に著者たちの力量を感じる。
(終わり)
・論理3 知識4 表現5 暴力3 皮肉1 不条理1
・下ネタ3 差別1
ギャグ漫画というより日常系であり、またしてもこのフォーマットには載りきらないのだが、敢えて数字にすればこんな感じになるだろうか。読んで笑えるという観点に限っても、妙な心理戦、(特にゆずこへの)鋭い制裁、検索結果の豆知識から発展するふざけの入ったやりとりなど、味わい深い点が多い。「チネラスカ州」のように、言葉遊びから教養ネタに発展するものが特に好みである。
(8)「有害指定同級生」(くろは)
・論理5 知識4 表現5 暴力2 皮肉4 不条理1
・下ネタ5 差別1
ド下ネタの連発であるが、この作品は面白かった。それは下ネタを連発する都城さんのスタンスにある。彼女は社会の常識を、淫らであってはならないという常識をぶち破るために下ネタを言っているのだ。下品ではあるが、面白さの核心は下品さに包まれた高度な論理性にあると思う。「援助交際をしていると見せかけるためにお小遣いで高級な財布を買う」くだりはもはや痛快である。
(9)「鬱ごはん」(施川ユウキ)
・論理2 知識3 表現4 暴力1 皮肉5 不条理1
・下ネタ1 差別1
食に興味のない一人暮らしの男が鬱々とご飯を食べるという漫画である。テレビなどで見る食レポでは芸能人がご飯を美味しそうに食べているが、この漫画の主人公は徹底的に不味そうに食べる。第一話から、豚焼肉定食を見て「堕ちていく飛行機で出される機内食だ」と評する始末だ。その皮肉がこもった独特の表現が笑える。
(10)「うさかめ」(ルーツ・桐沢十三)
・論理2 知識2 表現5 暴力1 皮肉1 不条理2
・下ネタ2 差別1
テニス部4人の日常を描く、日常系とギャグの合いの子とでもいうべき作品だ。田中きな子の妙ちくりんな言い回しが最高である。派手さがなくてかなり評しにくいので、リンクを貼っておく。
(11)「よいこの君主論」(架神恭介・辰巳一世)
・論理5 知識5 表現4 暴力4 皮肉4 不条理3
・下ネタ1 差別1
マキャベリの「君主論」を、子供達にも読みやすいストーリー仕立ての学習書にした......という体を取り、ひろしくんがリーダーとしてクラスを制圧する覇道ストーリーを展開する無茶苦茶な内容の本である。「君主論」ベースの知識ネタ、異常な人間で構成された異常なクラス、解説パートのはなこちゃんの暴力的な思想など、語るべき点は枚挙にいとまがないが、こういう本を作ろうと思ったこと自体、論理5に値する偉業である。
(12)「完全教祖マニュアル」(架神恭介・辰巳一世)
・論理5 知識5 表現5 暴力1 皮肉5 不条理1
・下ネタ1 差別1
過去に興った宗教の歴史を解説しつつ、新興宗教の教祖として大成するにはどうすればよいかをマニュアルとしてまとめたという、これまた無茶苦茶な本である。文体には皮肉とふざけが散りばめられているが、それは著者たちの知識に裏打ちされた皮肉とふざけであり、一級品の笑いだけでなくちゃんとした知識も与えてくれる点に著者たちの力量を感じる。
(終わり)
2018年10月25日木曜日
笑いの分析(1)
昨日の記事を踏まえて、好きな漫画や書籍を12作品挙げて(記憶と感覚に従って)分析しようと思う。各要素の強さを1~5の5段階で表す。パロディはあっても気付かないので除外する。なお、点数の合計が高いほどお気に入りの作品とは限らない。
(1)「不思議なソメラちゃん」(ちょぼらうにょぽみ)
・論理5 知識2 表現2 暴力5 皮肉1 不条理5
・下ネタ4 差別1
最大の特徴は不条理だが、この作品は単に意味不明なだけでは終わらない。ストーリーを不条理へとドライブする主人公のいかれた論理と、何のためらいもなく先生に薬物を吸わせようとしたり友人をウナギのタレの底に沈めようとする暴力性が、不条理を強烈な面白さに昇華しているのである。
(2)「キルミーベイベー」(カヅホ)
・論理3 知識1 表現1 暴力5 皮肉1 不条理2
・下ネタ1 差別1
殴る、蹴る、絞める、関節技をかけるなど、直接的な暴力が目立つ暴力にストイックな漫画である。暴力が面白いのはもちろんだが、やすなの煽りは地味に高度な論理が使われている。自分のことを棚にあげてソーニャにマジレスするシーンなどはその真骨頂だろう。
(3)「山本アットホーム」(山本アットホーム)
・論理5 知識5 表現5 暴力5 皮肉4 不条理5
・下ネタ1 差別1
この漫画はすごい。好きな要素がひたすら詰め込まれている。一読して衝撃を覚えた。これだけ見れば一番好きな漫画といえそうなところだが、帰宅部活動記録の方が好きである。ほぼ全ページに渡って好きな要素てんこ盛りではあるのだが、それが笑いに結びつかないページもたまにある。ツッコミの弱さが原因だろうか。自分の感覚がよくわからない。
(4)「かぐや様は告らせたい」(赤坂アカ)
・論理3 知識4 表現2 暴力1 皮肉1 不条理1
・下ネタ4 差別1
初期は頭脳戦要素が強かったが、その要素は次第に薄れていった。とはいえ、作者の教養を感じさせるギャグは依然ちらほらとある。あと、全体的に構成が上手い。初期以外はギャグというよりラブコメなので、このテンプレに当てはめて評するのは難しい。別の観点を持ち出すことが必要だろう。
(5)「帰宅部活動記録」(くろは)
・論理4 知識5 表現4 暴力3 皮肉2 不条理1
・下ネタ2 差別1
国語の教科書、しりとり、瀉血手術図といった他に類を見ない題材を扱い、独創的なギャグ漫画に仕立て上げた傑作である。革新的な面白さを常に模索しながら生きる桜先輩の在り方には、"攻めの姿勢"で生きるとはどういうことなのかを教えてもらったような思いだ。エッジの効いたギャグの中に人生哲学が感じられる作品と言える。
(6)「われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う」(土屋賢二)
・論理5 知識2 表現5 暴力1 皮肉1 不条理1
・下ネタ1 差別4
土屋賢二のエッセイに共通するのが、圧倒的な捻くれっぷりと他の追随を許さない最高の屁理屈である。さすがは論理に敏感な哲学者、と感嘆せざるを得ない。その中でも、特にネタの切れ味が鋭いのがこの一冊である。ただし、腹がよじれるほど面白かった一方で、現代の(ポリコレ的な)視点から見れば女性差別なのではと思われるエッセイもある。
(続く)
(1)「不思議なソメラちゃん」(ちょぼらうにょぽみ)
・論理5 知識2 表現2 暴力5 皮肉1 不条理5
・下ネタ4 差別1
最大の特徴は不条理だが、この作品は単に意味不明なだけでは終わらない。ストーリーを不条理へとドライブする主人公のいかれた論理と、何のためらいもなく先生に薬物を吸わせようとしたり友人をウナギのタレの底に沈めようとする暴力性が、不条理を強烈な面白さに昇華しているのである。
(2)「キルミーベイベー」(カヅホ)
・論理3 知識1 表現1 暴力5 皮肉1 不条理2
・下ネタ1 差別1
殴る、蹴る、絞める、関節技をかけるなど、直接的な暴力が目立つ暴力にストイックな漫画である。暴力が面白いのはもちろんだが、やすなの煽りは地味に高度な論理が使われている。自分のことを棚にあげてソーニャにマジレスするシーンなどはその真骨頂だろう。
(3)「山本アットホーム」(山本アットホーム)
・論理5 知識5 表現5 暴力5 皮肉4 不条理5
・下ネタ1 差別1
この漫画はすごい。好きな要素がひたすら詰め込まれている。一読して衝撃を覚えた。これだけ見れば一番好きな漫画といえそうなところだが、帰宅部活動記録の方が好きである。ほぼ全ページに渡って好きな要素てんこ盛りではあるのだが、それが笑いに結びつかないページもたまにある。ツッコミの弱さが原因だろうか。自分の感覚がよくわからない。
(4)「かぐや様は告らせたい」(赤坂アカ)
・論理3 知識4 表現2 暴力1 皮肉1 不条理1
・下ネタ4 差別1
初期は頭脳戦要素が強かったが、その要素は次第に薄れていった。とはいえ、作者の教養を感じさせるギャグは依然ちらほらとある。あと、全体的に構成が上手い。初期以外はギャグというよりラブコメなので、このテンプレに当てはめて評するのは難しい。別の観点を持ち出すことが必要だろう。
(5)「帰宅部活動記録」(くろは)
・論理4 知識5 表現4 暴力3 皮肉2 不条理1
・下ネタ2 差別1
国語の教科書、しりとり、瀉血手術図といった他に類を見ない題材を扱い、独創的なギャグ漫画に仕立て上げた傑作である。革新的な面白さを常に模索しながら生きる桜先輩の在り方には、"攻めの姿勢"で生きるとはどういうことなのかを教えてもらったような思いだ。エッジの効いたギャグの中に人生哲学が感じられる作品と言える。
(6)「われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う」(土屋賢二)
・論理5 知識2 表現5 暴力1 皮肉1 不条理1
・下ネタ1 差別4
土屋賢二のエッセイに共通するのが、圧倒的な捻くれっぷりと他の追随を許さない最高の屁理屈である。さすがは論理に敏感な哲学者、と感嘆せざるを得ない。その中でも、特にネタの切れ味が鋭いのがこの一冊である。ただし、腹がよじれるほど面白かった一方で、現代の(ポリコレ的な)視点から見れば女性差別なのではと思われるエッセイもある。
(続く)
2018年10月24日水曜日
笑いの要素
以前、好きな笑いの要素について少し述べた。この記事では、その要素の具体的な中身について、やや詳しく書いてみようと思う。
1 論理
登場人物が奇妙な論理にしたがっているというもの。
1-1 屁理屈・パラドックス
登場人物(など)が大真面目に主張している(緻密な)理屈が、にわかには受け入れがたいものだというパターン。例えば、「森のくまさんの謎」など。なぜ受け入れがたいのか、わかりにくい方が面白い傾向にあると思う。
1-2 論理の飛躍
登場人物は当然成り立つと信じている理屈が、どうみても飛躍しているというパターン。「今日はパンツを履き忘れたから、あなたのパンツを見せてほしい」(「有害指定同級生」1話)など。1-1と似ているが、こちらは飛躍が明白な方が良い。
1-3 自明な主張
登場人物は大真面目に主張しているが、その内容は自明だというパターン。例えば、「ダイオタロスは、彼の父親の息子でありました。」(ガレッティ先生失言録)など。
1-4 自己矛盾
即座に矛盾し、意味不明な発言をしてしまうパターン。「アレクサンダー大王は、彼の死の21年前に毒殺された。」(ガレッティ先生失言録)など。
1-5 頭脳戦
将棋のような理詰めの頭脳戦を、なんでもないところで繰り広げるパターン。しりとりで頭脳戦を繰り広げた、アニメ「帰宅部活動記録」7話などがある。
2 知識
学校で習うような知識を笑いの題材とするもの。厚切りジェイソンの芸が代表的だろうか。
3 表現
変な比喩や言い回しを使うというもの。拙作だが、「つい洗剤を出しすぎてしまい困る」の怨念のくだりが該当している。
4 暴力
直接的に人を殴る、といえばやはり「キルミーベイベー」である。あまり見たことはないが、恐喝、殺人、薬物などもここに入れて良いかもしれない。
5 皮肉・風刺
登場人物や社会への皮肉をいうもの。漫画で例をあげるなら、「山本アットホーム」2話あたりか。
6 不条理
およそ脈絡のない展開が続くもの。「あいまいみー」など。シュールギャグと一緒にされることも多く、「不条理ギャグ」の世間で一般的な定義ははっきりしない。私は、「意味不明な演出(ミクロ的な意味不明さ)をシュール、意味不明な展開(マクロ的な意味不明さ)を不条理」としている(*1)。
逆にあまり好きでない傾向にあるのは、
A パロディ......元ネタがわからないことの方が多い。
B 下ネタ......下品なだけで面白さがよくわからないという経験が多い。
C 差別......現実の人間をむやみに傷つけるようなものは良くない気がする。
などである。
(*1)「支離滅裂」という形容に馴染むものが不条理、とも言い換えられる。なお、これらは個人的な表現であり、異論は多々あると思う。
登場人物が奇妙な論理にしたがっているというもの。
1-1 屁理屈・パラドックス
登場人物(など)が大真面目に主張している(緻密な)理屈が、にわかには受け入れがたいものだというパターン。例えば、「森のくまさんの謎」など。なぜ受け入れがたいのか、わかりにくい方が面白い傾向にあると思う。
1-2 論理の飛躍
登場人物は当然成り立つと信じている理屈が、どうみても飛躍しているというパターン。「今日はパンツを履き忘れたから、あなたのパンツを見せてほしい」(「有害指定同級生」1話)など。1-1と似ているが、こちらは飛躍が明白な方が良い。
1-3 自明な主張
登場人物は大真面目に主張しているが、その内容は自明だというパターン。例えば、「ダイオタロスは、彼の父親の息子でありました。」(ガレッティ先生失言録)など。
1-4 自己矛盾
即座に矛盾し、意味不明な発言をしてしまうパターン。「アレクサンダー大王は、彼の死の21年前に毒殺された。」(ガレッティ先生失言録)など。
1-5 頭脳戦
将棋のような理詰めの頭脳戦を、なんでもないところで繰り広げるパターン。しりとりで頭脳戦を繰り広げた、アニメ「帰宅部活動記録」7話などがある。
2 知識
学校で習うような知識を笑いの題材とするもの。厚切りジェイソンの芸が代表的だろうか。
3 表現
変な比喩や言い回しを使うというもの。拙作だが、「つい洗剤を出しすぎてしまい困る」の怨念のくだりが該当している。
4 暴力
直接的に人を殴る、といえばやはり「キルミーベイベー」である。あまり見たことはないが、恐喝、殺人、薬物などもここに入れて良いかもしれない。
5 皮肉・風刺
登場人物や社会への皮肉をいうもの。漫画で例をあげるなら、「山本アットホーム」2話あたりか。
6 不条理
およそ脈絡のない展開が続くもの。「あいまいみー」など。シュールギャグと一緒にされることも多く、「不条理ギャグ」の世間で一般的な定義ははっきりしない。私は、「意味不明な演出(ミクロ的な意味不明さ)をシュール、意味不明な展開(マクロ的な意味不明さ)を不条理」としている(*1)。
逆にあまり好きでない傾向にあるのは、
A パロディ......元ネタがわからないことの方が多い。
B 下ネタ......下品なだけで面白さがよくわからないという経験が多い。
C 差別......現実の人間をむやみに傷つけるようなものは良くない気がする。
などである。
(*1)「支離滅裂」という形容に馴染むものが不条理、とも言い換えられる。なお、これらは個人的な表現であり、異論は多々あると思う。
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