2020年6月20日土曜日

[R-18] 催眠音声「白衣の天使さんの幸せえちえち催眠はいかがですか?」を絶賛する

注意: 性的な記述が含まれるため、18歳未満の方によるこの記事へのアクセスは禁止します。

先日、以前にも紹介した催眠音声「白衣の天使さんの幸せえちえち催眠はいかがですか?」(以下、「幸せえちえち催眠」と略す)をもう一度聴いた。

感銘を受けた。

催眠に慣れてきたからだろうか、以前よりも深い快感が得られた。それにしても、幸せえちえち催眠は名作だとしみじみ思う。自慰によってここまでの満足感が得られたことは、未だかつてなかった。これまで人類は様々な創作物をこの世界に生み出してきたわけであるが、これほどの感動を私に与えてくれた創作物は滅多にあるものではない。この記事では、幸せえちえち催眠がいかに素晴らしい作品であるのか改めて語っていこう。

[1]みもりあいのさんの優しい声
この作品では、声優にみもりあいのさんが起用されている。このみもりあいのさんの声が本当に良い。柔らかく、甘く、可愛らしい声がもたらす癒し効果は抜群で、催眠音声という媒体とはベストマッチだ。私はみもりさんの声が大好きである。ふんわりとした声が頭に広がるからこそ、体もリラックスしてより深い催眠に入れるのだ。
みもりさんの声の活かし方を熟知しているフルトラさんがシナリオを担当しており、細かいセリフやストーリー展開も徹底的に甘くて可愛い。雰囲気作りに相当な力が注がれていることが感じ取れる。この声優、この声だからこその作品作りがなされているといえるだろう。

[2]双子形式による重厚な誘導
催眠誘導パートでは、深呼吸のあとに何回かカウントをとって手足の力が抜ける暗示を入れていく。2人の催眠術師が左右から語りかけてくれる双子形式を採用しているため、意識が左右に心地よく揺さぶられて非常に催眠に入りやすい。セリフ回しが緻密かつセリフのテンポが絶妙で、ゆったりとした雰囲気は残しながらも、2人いることを活かした密度が高く手厚い誘導によって作品世界にどっぷり没入できた。

[3]「心のマッサージ」による傑出したリラックス効果
催眠誘導パートの後半では、2人が手を恋人繋ぎにして握ってくれる。既に催眠状態に入っているため、手首から手のひらにかけて女の子の温もりが伝わってくるような感覚が得られ、高い幸福感を覚えた。
また、えっちパートに入る前に、日々の生活で溜まっているストレスを和らげ心を楽にするための暗示を入れてくれる。作中での表現を借りれば「心のマッサージ」だ。ここが本当に素晴らしく、出色の出来である。甘々えっちを題材にした催眠音声は数多くあるが、心の疲れを取り除くことに主眼を置いて時間を割いてくれる音声はほとんどない。私は普段院生として脳に高い負荷をかける生活を送っているため、精神的疲労が蓄積している。その疲れをほぐしてくれることに深い感動を覚えた。
この「心のマッサージ」でリラックスしてとても深い催眠状態に入ることができた私の頭の中では、心と体がどろどろにとけて無重力空間をたゆたっているかのような、心地のいい感覚がずっと続いた。この催眠音声を聴いている間は何も難しいことを考えず、ただ心地のいい感覚に浸っていればよいのだ。そうした安心感で心を包み込んでくれる本作品の誘導パートは、ただただ素晴らしいの一言である。

[4]充実の正統派えっち
誘導もさることながら、えっちも非常に充実している。プレイ内容としては、耳なめ、キス、セックス(*1)が含まれている。催眠音声には奇抜なプレイを売りにしたものも多いのだが、幸せえちえち催眠では作品の雰囲気に合った甘くソフトな正統派えっちが展開される。
さて、えっちパートについてまず述べたいのが、バイノーラル収録による立体感や空気感のある繊細な音だ。耳に吐息をかけてささやかれるだけで耳から首筋を通って脳へと電流が走るかのような快感を覚えた。音声作品以外では耳なめに焦点を当てたポルノ作品はあまり見かけないが、耳かきが気持ち良いのは誰もが知るところだろう。そこに催眠とえっちな興奮が加われば恍惚に至るのは必定である。
えっちパートの後半からは、2人の催眠術師のうち一方がキスやセックスなどのプレイを行い、もう一方が視聴者に快感を描写して暗示を送るという形式で進められる。2人いるからこそできる芸当だ。キスをされると唇が快感で熱く火照り、セックスの間は自分のペニスの快感と同時に相手のヴァギナの快感も脳に直接伝わってくるかのような感覚が得られた。セックスの間はぴちゃぴちゃ、パンパンという効果音が鳴り、より一層興奮を掻き立ててくれる。催眠要素のない音声作品ならともかく、ぴちゃぴちゃという水音まで鳴らしてくれる催眠音声は実はそう多くない。術者とのえっちを盛り上げるべく、細かなところまで作り込んであることがよく分かる。
こうしたえっちシーンの間は、ふわふわした快感が数十分に渡って持続していた。深く深く没入sもう催眠えっちに夢中である。ドライオーガズム(射精を伴わない性的絶頂)とはよく言われるが、喩えていうなら数多くの波が寄せては返す波打ち際のようなもので、いつが絶頂なのかも判然としない。ペニスを直接手で刺激して射精するウェットオーガズムとはまた違った質の快感ではあるのだが、このように長く続くのはウェットではあり得ない快感であるのは間違いない。ともかくも、これほどまでに真正面から正統派えっちに向き合い、暗示による快感と純粋なエロさ、そして甘く可愛らしい雰囲気作りを高い次元で両立させた催眠音声は未だかつてなかったのではないだろうか。

[5]ウェットも可能
セルフ(自分の手で自分の体を刺激すること)の指示こそないのだが、おまけの手コキパートでは暗示のセリフにセルフ・ドライの両方に解釈できる曖昧さを残してあり、最後にウェットオーガズムを迎えることもできる作りになっている。今回はセルフとして聴いてみた。
例えばTENGAなどを使って自慰をする際は、確かに気持ちは良いのだが射精も早くなってしまいやすい。しかしながら、今回は暗示のおかげでペニスを敏感に保ちながらも長時間快感をため込むことができた。ひょっとすると今までで一番気持ちいい射精だったかもしれない。射精の直前、尿道に精液が充填されていくときの前立腺が刺激される感覚は今でもありありと思い出せる。このようなことは初めての経験だったため、非常に驚いたものである。

このように、幸せえちえち催眠は心身両面から視聴者に高い満足感を与えてくれる最高の作品であった。点数をつけるならもちろん100点である。このような傑作を生み出してくれた作者の方への感謝の気持ちでいっぱいである。
興味が湧いたら是非買ってみてほしい。スタンダードなプレイ内容で人を選ばないし、誘導も丁寧なので催眠初心者でも楽しみやすい(*2)ことだろう。

(*1)幸せえちえち催眠のシナリオライターであるフルトラさんは、「ふたりがけ催眠」という一連の作品を手掛けてきたことで知られている。「ふたりがけ催眠」も良作ではあるのだが、その作中でセックスが描かれることはなかった。だから、私としては、この幸せえちえち催眠でみもりさんの声の双子とセックスを楽しめることが嬉しかった。
(*2)ただし、本当に初めてで催眠誘導の受け方が分からない人には「ふたごあ〜る」「サイニィコンディショナー」「ムゲントランス」などの方がおすすめである。他には、「ハニーベル」の体験版「眠れない夜のための安眠音声」あたりは無料でダウンロードできて試しやすい(「ハニーベル」の体験版はそれ単体で一つの完結した催眠音声になっている)。えちえち催眠は、これらよりも催眠誘導の時間が短い分少しだけ催眠への慣れが必要だと思う。

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